昨日、Jr(3歳)と自宅付近を散歩しました。
きっかけは私の不用意な一言から。
実家からの帰り、車でウトウトしていたJrを起こそうと
「Jr、川でヌートリア見えるといいね。」
といったところ、子供心に火がついたようで
「絶対見る!絶対見るからね!」
と連呼。
自宅付近で車を停め、奥様に運転を代わってもらい、小雨の中散歩開始。
「パパと散歩する。ママはおうちで料理ね。」
と出発前には的確な指示をいただきました。
実は先日、スタジオからの帰り、自宅近くの川に架かっている橋を渡っているとき、川面に黒い物体を発見し、気になったのでチャリを停め、川面を覗き込むと、明らかに哺乳類が悠々と泳いでいました。犬?猫?いやいやカワウソ?にしては大きい。
自宅に戻り、PCで調べると、どうやらヌートリアらしいということが分かりました。結構色んなところで野生化しているようです。まさかこんな身近にいるとは。
といったことを夕食時に話したところ、Jrが食いついたのです。
「ぼくもみたい!絶対見る!」
ここから昨日の連呼につながっています。
結局、昨日の散歩でヌートリアを発見することはできませんでしたが、川を泳ぐ亀1匹、夏の日射にやられカピカピに乾いたミミズの死骸数十匹、トカゲ1匹に麦の収穫が終わった畑で残りかすをついばむ鳥の群れをJrと一緒に見て、いろんな話をすることができました。
そうそう我がJrは鳥の会話が理解できるようです(笑)。
麦畑の鳥の鳴き声を一生懸命通訳してくれました。
「一緒にみんなで食べようねっていってる。」
「食べたらおうちに帰ろうねっていってるんだよ。パパわかる?」
といった具合に。
以前一緒に散歩した道はしっかり覚えているし、子供の成長、吸収力には驚かされます。
結局小一時間散歩をしましたが、3歳児にとっては結構な距離なのではないかと思います。しかもペースが速い。私が特別ゆっくり歩くことなく散歩ができるペースです。恐るべしです。
あれだけゆっくり二人だけで会話ができ、子供の好奇心一杯の顔を見れ、おまけ程度に運動にもなる。
夏とはいえ、平日はなかなか明るいうちに帰ることはできないので、週末しか散歩はできませんが、週末の日課にしてもいいかもしれません。
子供は気付かないうちに、どんどん成長していってしまいます。
この貴重な時間を少しでも一緒に過ごせるようにしたいと思いました。
と思った矢先、昨日梅雨入りしましたね・・・
あ、そういえば途中の田んぼに全くカエルがいませんでした。
あれだけ広大な田んぼに1匹もいないなんて・・・
農薬のせい?
それともカエルを宿主とするカビのせい?
スズメも減っているという話を聞きます。
身近過ぎるほど身近だったはずの生物が、知らない間にいなくなっているのには恐怖すら覚えます。
昨日たまたま見かけなかっただけだと思いたいです。
W杯も始まりました。
早速寝不足です。
今夜は期待せずに、でもしっかり応援したいと思います。
(基本的な技術力の差(トラップとか)を、ここ数試合でまざまざと見せ付けられていますね。)