今日は午前中「石塚の家」にソファの背当板を取り付けにいく「予定」でした。
東浦町役場北側を走行していると、前の車がいきなり蛇行運転を始めたので
「?」
と思って、前方に目をやると、中央線の辺りでなにやら茶色っぽいものが動いています。
よく見るとカルガモの親子ではありませんか!
まさかここでカルガモの行進にお目にかかるとは・・・
しばらくその場で停止して、横断し終えるのを待っていました。
まさかこの後、あんなことが起ころうとは・・・
よし、渡り終えたなと、車を走らせようとした瞬間、最後尾についていた2羽のヒナが側溝の蓋の隙間に落ちるのを目撃!
約束の時間が迫っていましたが、見てみぬ振りはできませんよね。
慌てて車を路肩に停め、確認すると、私の後ろを走っていた方も車を停め、外にでてきてくれました。
その後救出までの時間はおよそ1時間半。
110番へ電話したり、119へ電話したりと方々に掛け合いましたが、どこもそっけない対応。そりゃそうですよね。いきなりカルガモって言われてもね。
結局警察が駆けつけてくれましたが、交通整理をするわけでもないので、見守るばかり。ご迷惑をおかけしました。
近所の方に声を掛け、側溝の蓋を取り、私が排水溝へ頭を突っ込み、何とか1羽は助けることが出来ましたが、もう1羽は発見できず、無念です。
とまたその救出劇のさなかハプニングが・・・
カルガモの親子は近くから離れることなく、徘徊をしていたのですが、それでは危ない(車に轢かれるかもしれませんし、また側溝に落ちるかもしれません)ということで、ご近所の方が網で親子ともども捕獲を試みると、こちらの気持ちを露知らす、なんと親ガモが空を飛んで逃走・・・なんてこった!
せっかく1羽救出したのに、かえす親がいなくなるとは・・・
しばらく親が帰ってくるのを待ちましたが、捕獲される恐怖を味わった親ガモは帰ってこず、親子の目的地であった公園の池に子供達のみを放鳥しました。
公園に放せば親ガモがくるだろうという意見もありましが、犬や猫に襲われる危険が高いので、池まで連れて行くことにしました。それでもカラスに狙われたらひとたまりもないのですが・・・
本当なら親ガモが帰ってくるまで、隠れて見張っていたかったのですが、そうもいかず、泣く泣くの放鳥です。
逃亡前の親子。
1羽見つけれなくてごめんなさい。
無事親ガモが帰ってきてくれて、また行進できるといいのですが。
本当に心残りです。
ローカルニュースになりそうな話題ですが、こんなこともあるのですね。
心から、無事を祈ります。
(側溝に落ちたのも私の見間違いで、1羽であることを祈ります)