昨日工務店さんより「ヒダセノイエ」の概算見積りが届きました。
スタジオではプレゼン時にプレゼン案に対する概算見積りを作成し、住まい手に提出しています。しかしながら昨今の物価上昇により、打合せをしている最中に単価が変動し、本見積りをとってみて単価の違いにクリビツテンギョウイタオドロなんてことが珍しくなくなりました。
そこで最近では実施設計打合せが中盤を過ぎたころ、仕様がほぼ決まったころに実際に施工していただく工務店さんに概算を出していただくようにお願いをしています。
概算といっても図面は詳細なものがそろってきていますので、ほぼ本見積りと変わらないような枚数の見積り書がでてきます。
結果・・・ん〜やっぱり今回も単価が上がっていますね〜。
「藤山台の家」の監督さんが夏の終わりごろに
「また材料があがります・・・」
といっていたので覚悟はしていたのですが。
とはいってもスタジオ作成の概算と比較してみると総額ではかなり近しい金額です。でも建築の場合総金額の桁が多いので、例えば3000万なら10%の差でも300万、5%でも150万円です。百分率で近しいといっても金額に直すとばかにならないのです。
原油高騰が原因で物価が上がっているという建前だったのですが、これだけ原油価格が下落しても物価は下がりません。電気もガスも。円高で材料調達コストはかなり下がっているはずなのですが。
やはり「値上げはすばやく、値下げはじっくりと」
なのでしょうか。たまりませんね。
政府の景気対策は・・・ですしね。
日曜に住まい手と打合せなので、工務店概算見積りも提出します。
実施設計も大詰めです。
工務店さんに対する図渡しが11月末に決まりましたので、それに向けて必死に図面をそろえています。今回は何枚になるのか。
もうひと踏ん張りです。