2007年6月20日に建築基準法が変わります。変更内容はすでに公示されていますので、なにを今更と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際の現場はバタバタではないでしょうか。
6月20日を境に法律が変わるわけですから、確認申請を今のうちに駆け込みで行ったり、工事の着工を早めたりする現場もでてきているでしょう。
当スタジオでも、確認済みの物件がこの6月20日に微妙に影響を受けそうな気配が・・・。木造住宅(4号建築物)なので、はっきり言ってそんなに法改正の影響はないのですが、確認申請関係の大幅な変更は影響が懸念されます。
今回の改正は、例の耐震偽装問題が発端となっているのですが、果たしてこの改正で問題は改善されるのか・・・。
そういえば、今年の一級建築士の試験はどうなるのでしょうかね。改正基準法で法規の試験を受けるのかな?そりゃそうでしょうね。資格を取ろうとしているのに、現行法(旧法)で試験してもね。
建築士法も近く変わります。この変更によって、一級建築士の置かれる環境はかなり変わります。これも内容をちょっと見た感じでは「こんなことで改善されるのかな〜?」と思う内容が多いですが、御上が決めた以上は従わなくてはなりません。
ふざけたことをする一部の人たちのせいで、真面目にやっている大勢が馬鹿を見ます。この業界は問題が山積しているので、それらの問題が改善されるのなら万々歳ですが、果てしてどうなるか・・・。人間の病気と一緒で対処療法には限界がありますからね。
とにかく今年は法律が変わりますので、いろんなことがバタバタするのでしょう。現場や住まい手に影響がないようにしないといけませんね。