今日はとても気持ちのいい天気でしたね。気温も上がって暖房をかけっぱなしだと少し暑いかな?と思うぐらいの陽気でした。このまま春本番といって欲しいですが、また気温が下がるようなのでみなさん風邪など引かぬようにお気をつけください。
美濃の現場も大詰めです。大工造作が本格的になって家具等も製作され始めました。定例も残すところあと3回(の予定)です。
さて、今日は私の自宅にあるタペストリーのお話。私は基本的に壁に何かを飾るというのはしたくないし、しないのですが(賃貸の場合後々面倒になるというのもありますが)自宅には一枚のタペストリーが飾ってあります。
Tre,La Mela e la Pera/1963
イタリアデザイン界の巨匠 Enzo Mari のTre,La Mela e la Pera です。Enzo MariはMUJIの家具をデザインしたり、最近では岐阜の家具メーカーとコラボして杉の家具をつくったりしてますね。
この作品は雑誌の表紙を飾ったりしていますので皆さんも一度は見たことがあるのではないかと思います。
この子は大学時代の友人に開業&結婚祝いとしていただいたものなのですが、今ではすっかり自宅のリビングの壁に馴染んでいます。この壁は高さが3m近くある壁なので、この子がいないとただのでかい白い壁です。この子がいることで壁の圧迫感がなくなっているし、白い部屋全体のアクセントとしてとても効いています。贈ってくれた友人chiho氏に感謝×2。
壁に何も貼ってないとなんか寂しいなと感じるあなた。頂き物のカレンダーをベタベタ貼るのではなく、選びに選んだアイテムをバランス考えて一つだけ壁面に飾る。これだけで部屋の印象ガラッとかわります。だまされたと思ってやってみて。