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    • 2024.01.30 Tuesday
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    同業者として

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      どうしても最近この話題が多くなってしまいますが、避けては通れないものと観念に近い感覚でいます。

      住まい手の方から
      「素人には何を信じていいのかわからない話ですね。」
      とメールをいただきました。
      確かによくわからない話です。これだけ毎日ニュースで報道されているにもかかわらず、どの報道も犯人探しというか悪者探しに明け暮れていて、本当の問題に対して真正面から向かっている報道は少ないように思います。また解説として登場する専門家も何やら歯切れが悪い印象を受けます。

      先日夜のニュースで専門家の方が
      「今まではこの業界(建設業界)は性善説で仕事を行ってきた。これからは性悪説でいかなければいけないのかもしれない。」
      というような発言をしていました。
      確かに性善説という面はあります。特に現場では多くの職方が入ります。お互いの信頼関係がなければとても現場は進みません。またそれぞれの職方の責任というかプライドが、日本の建築技術を世界一のレベルまで高めてきたのだと思います。それを性悪説に変えようとすると、極端なことをいったらアメリカのように契約社会にしなければいけません。何をするにも契約。すべての業務に関して事細かに契約内容が明文化されていてそれ以上のことはしないという社会。それでいいのでしょうか?責任の所在を明らかにする・リスクマネージメントとしては有効な手法だと思います。しかし人間味のない社会になってしまう気がして正直嫌です。

      私のやっている住宅設計の世界ではあそこまで大それた構造設計書は必要ありませんが、それでもしっかり構造検討を行って設計をしています。木造で構造なんてと思われる方もいまだにいるかもしれませんが、木造だって鉄骨やRCと同様に構造はとても大切なんです。ですから必要なら構造設計者の方にお願いをして構造検討を行ってもらっています。ここで重要なのは意匠設計者と構造設計者の関係性です。今問題になっているように構造設計者が意匠設計者の下請けという形になってしまうとよろしくありません。対等の関係でそれぞれがプライドを持って仕事をしていくというのがベストなんです。(それぞれの関係性の問題点については次回書きますね。これ書き始めると長くなりますから。)

      なんとなく全体像の半分くらいは見えてきたかなという現状なので、少しずつ、思うこと・何が問題なのか・何を議論しているのか、など私の書ける範囲で書き込みをしていこうと思います。何かご意見・ご感想・ご質問などありましたらコメントあるいはメールにてお寄せ下さい。

      被害者の方々が早く安心して暮らせるようになることを祈ります。

      退院

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        先日からおよそ2週間入院していたPC電源が無事退院してきました。
        無事とはいっても結局原因不明…

        私のPCではこの電源ユニットを使ってもハードが起動しないんですよね。CPUファン等は動いているので、ハードだけが反応していないんだと思うのですが。
        前回購入したときは同じ症状がでたので初期不良じゃないかと思って送り返したら、やっぱり初期不良。今回も同じ症状なので「またか・・・」と思い送り返したら、異常ないとのこと。

        相性なんですかね。次作機でこの電源つかってPC組もうと思います。

        とにかくPC関係のことは勉強してもよくわからないです。建築もそうですが、専門用語が多くて。建築はまだ日本語が主なのでなんとかなりますが、PC関連は記号みたいなもんですからまるで宇宙語です。

        少しずつ勉強していって、自分でちゃんと今よりメンテナンスできるようにならないと。

        少々お待ちください

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          なぜか最近住宅の設計依頼ではなく、家具の製作依頼が3件ほどきている。依頼者は私の友人の方々。私の自宅やスタジオを訪れた際に見た私作の家具をみて依頼をしてくれるのだが、もちろん私は家具作家ではない。とはいえ自宅&スタジオで必要な家具はほとんど作ってしまったので、最近作るものがなくて寂しい思いをしていたところ。ありがたい。

          と、まぁ、仕事の合間に時間を見つけてセッセとつくることになるのだが、いかんせん季節は冬の入り口。いくらデッキが出来て作業しやすくなったとはいえ、手がかじかむのはどうしようもない。なので作業スピードはポカポカ陽気の時期に比べて飛躍的に下がってしまう。図面はほぼ出来上がっているので、木取りして加工するだけなんだけど、外に出るのが億劫で…

          材料も底をついてきたし、仕入れないといけないな〜

          いろいろ言い訳書きましたが、ちゃんとつくりますので、みんな気長に待っててね。それより住宅の設計依頼も気長に(でも首をなが〜くして)待ってるぞ!


          町家process更新しました。メニューのWORKSよりどうぞ。

          変更いろいろ

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            blogの表示設定をいろいろチョコチョコ変えてみました。画像はまだ仮のものですが、時間を見つけて製作しようと思います。

            夜になると手がかじかむようになってきました。暖房本格的に考えないと…

            どんどん大事になってきてますね。相変わらず国や行政は対応が遅いというか…
            業者の対応も2手にはっきりわかれてきました。見守っていかないといけないですね。

            おおごと

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              しばらくこの騒動は収まりそうにないですね。
              国交省は民間への審査業務委託を見直す可能性を示唆していますが、民間だから今回のような問題が起きたというのは早計すぎますよね。民間でも役所でも審査している内容は同じはずです。これでまた役所の独占業務になってしまうと確認がおりるまで膨大な時間がかかり、またどこかで経費節減という言葉が大きくなってきます。問題なのは民間だからとか役所だからとかいうことではなく、他にあるはずですから。それぞれの立場の人が責任を擦り付けることなく、対応していただきたいと思います。

              テレビを見ているとこの問題をどこの局も取り上げていますが、どこもイマイチわかり難い。解説に登場している専門家も歯切れが悪い。一般の方が理解できているのでしょうか。疑問です。
              業界の体質的な問題?確かにそれも一理あると思います。
              元請と下請けの力関係?それもあるでしょう。
              しかし今の段階ではどれも憶測です。憶測であたかもそれが真実のように報道するのは危険です。

              とにかくどこに問題があったのか(偽造した張本人はいうまでもなく問題ですが)はっきりとした情報を公開していただきたいと思います。「氷山の一角」という言葉が独り歩きして、一般の方の不安感を無意味に増大させないためにも責任ある報道、行動をお願いしたいと思います。

              同業者として、報道されていることに「?」と思ったり、TVの説明不足だと感じたらまたここで簡単な解説ができればと思っています。私のつたない説明でどれだけご理解いただけるかはわかりませんが。
              こういう問題はちゃんと理解していただくことが一番大切なことのはずですから。

              経費節減って

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                めったにないことが起きている。某局の番組「ビフォーアフター」以外で、建築士がこんなにピックアップされたことはないのではないだろうか。
                ピックアップといってもマイナスの方向、しかもありえないぐらい強烈な負のイメージでだ。

                構造計算書の偽造

                設計者は人の生活、安全、財産を守る器を創るのが仕事のはず。その中でも「安全」が最優先されるべきで、この「安全」が軽視されると、「生活」も「財産」も守れないはず。なのに彼はその「安全」を軽視した。経費削減の名の下に

                ありえないことです。
                繰り返しになりますが、設計者は人の安全な生活と財産を守る器を創る職業です。それら基本性能を担保して初めて施主の理解の下、自由な創造活動が許されるのだと思います。順番を間違えては絶対にいけません。この基本性能は不可侵の領域なのです。それが担保できないならそんな仕事やってはいけないのです。
                被害にあわれた方にしっかりとしたフォローが行われることを望みます。

                腹立たしいとともに、寂しい報道です。
                他人事ではなく、改めて肝に銘じて仕事をしていこうと思います。

                家づくり一口メモ その7

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                  久しぶりの一口メモです。今回は「木配り」について。

                  「木配り」とは、丸太から製材されてきた木材を、1本1本検査し、
                  「この柱材はここの柱に」

                  「この梁材は強度があるから吹抜けの廻りに」

                  「ここの柱は色目を揃えたいから、コレとコレね」

                  といった具合に大工さんと一緒に配置していく作業のことをいいます。この「木配り」をしっかりとするためには木材1本1本の含水率、ヤング係数を測定して、把握しなければなりません。私たちの設計する住宅に使われる木材は、柱材と梁材だけでおよそ150本。とても大変な作業です。ですがこの作業を怠ると、強度の弱い木材が強度が必要とされる箇所に誤って配置されたり、乾燥していない木材がそのまま使われたりして、建物の寿命を縮めるだけでなく、住まい手の安全を脅かすことになりかねません。ちょっと大げさな言い方ですが、それだけ大事な作業ということになります。

                  ちなみにこの「木配り」、「気配り」という言葉をもじったものであることはいうまでもありません。細かいとこまで気配りしながら「木配り」を行う。誰が考えたかは知りませんが、センスのある命名ですよね。


                  含水率、ヤング係数についてはまた今度。

                  整理整頓

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                    私が契約しているサーバで同一契約で3つまでBlogが設置できるようになった。個人的な記事や建築関連の記事がごちゃ混ぜになってきたので、分類ごとに整理するのもありかな。と思案中。
                    整理したらまた報告します。

                    再訪

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                      披露宴で食事を食べれた新郎新婦は一体どれぐらいいるのでしょうか。ほとんどの方は食事をすることができないそうです。言うにもれず私もその一人。当日はカルパッチョ一切れと激マズカレージュース(余興で飲まされました…)のみで、会場自慢の料理は食することができず。
                      というわけで昨夜、その結婚式&披露宴会場でディナーをしてきました。私たちが式を挙げたのは午前中だったのですが、夜もまた雰囲気があっていいものです。



                      食事には私たち担当のプランナーのオギリンとドレス担当のN瀬さんも同席。本番が終わったらもう会う機会はほとんどないだろうと思っていたのですが、こういうのもいいものです。
                      式の前の段階では聞けないこと、話せないことをたくさん話して、楽しく食事をしてきました。もうすぐチャペルも改装・増築が行われ、私たちが挙式したチャペルは姿をかえ親族控え室になるとのこと。そうとなれば記念にパシャリ。ちょっと寂しい気もします。

                       ぼけてますが…オギリンとN瀬さんです。

                      N瀬さんうちの奥様と職場が近いので、たまには遊んでやってくださいまし。

                      自分たちの記念の場所で毎年食事ができるというのはちょっと幸せ&得した気分です。次の再訪は来年の夏。

                      お礼・お詫びなどなど

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                        <お礼>
                        昨日美濃市の町家改修現場にて、構造見学会を行いました。参加してくださったみなさんにこの場を借りてお礼申し上げます。予想以上に建築関係者が少なく、寂しい誤算。当日は美濃市の産業祭とアカデミーの学園祭が行われていて、観光客の方が多く、観光客の方々も興味津々で見学していってくれました。これはうれしい誤算。また見学会を企画したいと思いますので、今度こそは建築関係者の方々に来ていただきたいと思っております。もちろん一般の方も大歓迎です。このような試みで少しでも耐震改修に対する、意識が変ればと思います。

                        <本題>
                        話は変わって、最近Blogの記事の内容がバラバラというか、読みにくい文章になっている気がしてなりません。このページの方向性もシッチャカメッチャカになってきてしまいました。このページを訪れて記事を読んでくださっているみなさん乱文申し訳ありません。
                        ちょっと頭の中整理して、落ち着いて読みやすい文章を書くように気をつけます。

                        <おまけ>
                        岐阜のメガネッコ(めがね&コンタクトの略です。決して怪しいクラブではありません)クラブのみなさん、餃子美味しかったね。またやりましょう。今度は愛知で!


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