神谷建築スタジオBlog 「木の住まいづくりのあれこれ」

愛知,岐阜,三重を中心に木のすまいの設計・監理、改修をてがける設計事務所です
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またも嫁入りです

「石塚の家」のオープンハウスが本日無事終了いたしました。

事前の予報では両日とも天候に恵まれなさそうでしたが、日ごろの行いがよいので、両日とも雨には降られず、かわりに黄砂が降ってきました。

3連休にも関わらず、両日で合計40名近い方が訪れてくださり、いろんなお話ができて楽しかったです。この場をかりてお礼申し上げます。

竣工写真も「下手な鉄砲を数打つのでお願いだから数枚当たって!」的な勢いで、撮影が終わり、早速選別を始めています。



Webへのアップはまだ少し後になりそうですが、しばらくお待ちください。


2日目の今日は材料を提供してくださった奈良県吉野の阪口製材所の阪口さんが遠路はるばるお越しくださいました。のでパシャリ。



いろんな話ができ、今後の展開もとても楽しみです。

昨日は中島工務店の名(迷)コンビも来て下さり、こちらも楽しい話ができました。友八工務店の社長と鉢合わせもしたりして。


建築業界の皆さんが気になるのはやはりこのキャンティの階段のようです。



唐松Jパネルを使用したこの階段。特注金物は使用していません。工場加工ももちろんしていません。大工さんの現場加工だけで実現できる、しかも無垢材(Jパネルを無垢というかは微妙なところですが、その辺は置いておいて)で実現できるキャンティ階段です。
WACと美濃の大工さん(遠藤建築)に協力してもらい実験をし、仕様を決め実現しました。私は毎回どの物件でも階段には力を入れています。住宅の中で唯一人が三次元的な動きをする空間、それが階段です。
この階段をどうやって作るか、どこに配置するかが計画の味噌となります。今回もかなり気合を入れて計画、実験そして実現しました。
ひょっとしたら住まい手には関係ない世界でのこだわりかもしれません。でも必ず住まい手の生活を豊かにしてくれるものだと確信しています。

話が長くなりそうなので、これぐらいにして。



またひとつ、私の(私達の)手から巣立っていってしまいました。
私達ができるのは「器」を用意することだけです。
これから住まい手の生活が加わり、初めて「住まい」となります。

片づけが終わり、照明を落とすときに、何ともいえない感傷に浸ってしまいました。


大切にしてもらうんだよ。
そして、住まい手といっしょに幸せになるんだよ。


設計者とは切ない職業です。
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