神谷建築スタジオBlog 「木の住まいづくりのあれこれ」

愛知,岐阜,三重を中心に木のすまいの設計・監理、改修をてがける設計事務所です
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久々の実習

改修物件においては、既存建物の木材の劣化・腐朽の状態を見極めることはとても重要です。

でもこれがとても難しい…。
いくら見た目上壁を増やしても、その壁が取り付く構造材が健全でないと意味がありません。築年数が新しいものならある程度類推できますが、古材となると…(見た目も変わっていますからね)。

今回の森林文化アカデミー短期技術研修は、この木材の劣化状況をつかむ上で、とても有効な方法を実習しました。



FAKOPPというハンガリー製の機器を使用したのですが、仕組みとしては木材の内部を伝播する応力波を測定してそれをヤング率に変換するというもの。(測定できるのは応力波の速度。変換は計算です。)

講師は名古屋大学大学院の山崎准教授。

試験に使用している材は「みさきのちゃや」のデッキ材です。
築6年(竣工2003年)、風雪に曝され、メンテもしてもらえず、悲惨な状態になってしまいました。
この材をFAKOPPとピロディンで測定しました。

ん〜、なかなか興味深い内容でした。
実務ですぐ使いこなすのはちょっと工夫+経験が必要なのかなと思いましたが、それでもこの方法が進化して、既存建物の診断がある程度正確にできるようになれば、それはとても有意義なことです。



三澤さんも一生懸命受講していました。


久々の受講でしたが、楽しかったです。
やはり実務につながるというのがいいですね。
古材の強度試験の結果などはとても興味深いものでした。


明日はまたアカデミーで自力建設の審査員です。
今夜帰って、また明日来ます。
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