神谷建築スタジオBlog 「木の住まいづくりのあれこれ」

愛知,岐阜,三重を中心に木のすまいの設計・監理、改修をてがける設計事務所です
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家づくり一口メモ その8

重苦しい話題が続いたので、今日は気分をかえて一口メモにします。

前回書いた「含水率」と「ヤング係数」について。
この「含水率」と「ヤング係数」は木材の品質を知る上で、とても重要な指標となっています。

含水率:
木材に含まれる水分量を、木材の重さとの比を百分率で表したもの。
含水率が30%を切ると、木の収縮や狂いが出始めるため、構造材に使う場合は少なくとも含水率が25%以下のものを使いたい。

となります。その名の通り木材がどれだけ水分を含んでいるかの指標です。樹は当然水を吸って生きています。ですから製材されたとはいえ、木材にもたくさんの水分が残っています。この含水率が高いとあとあといろんなところで弊害が起きてきます。ですから含水率を落とすためにいろんな手法を用いて木材を乾燥させてから、家作りに使用する必要があるのです。

ヤング係数:
弾性範囲で応力に対するひずみの値をきめる定数。
[ひずみε]=[応力σ]/[ヤング率E](フックの法則)であらわされます。物理の授業でやったのを覚えている方もいらっしゃるのでは。

難しそうですが、木材管理の世界ではこのヤング係数は木材の強度を推し量る指標として使っています。ヤング係数が高ければその材は強い材だということになります。もちろん木材の強度的な性能はヤング係数だけで決定されるものではないのですが、一番簡単に類推できる指標だといえます。


この二つの数値を前回書いた「木配り」の時に行い、材料をどこに使うか決めていくのです。
ところで含水率が高いとなぜいけないのか?どんな弊害が起こるのか?
それはまた次回。

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