神谷建築スタジオBlog 「木の住まいづくりのあれこれ」

愛知,岐阜,三重を中心に木のすまいの設計・監理、改修をてがける設計事務所です
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家づくり一口メモ その5

今日は美濃の現場から比較的早く帰れたので書き込みます。
昨日までスタジオの改修のことが続いたので、今日は久々の一口メモを。

今日のテーマは木の家をつくるための根本である木材の用語について一つ紹介します。テーマは「歩止り」
聞きなれない言葉だと思いますが、木材を扱う上ではかなり重要な語句です。「歩止り」とは簡単に言ってしまえば効率のこと。「歩止りがよい」とは「効率がよい」と同義だと思ってください。どういう時に使うかというと、丸太から柱材や梁材、板材を製材する時に使います。1本の丸太から出来る限り無駄な端材を出さず、材料をとれるとそれは「歩止りが良い」ということになります。
具体的に説明をすると(難しいですが…)、1本の丸太があります。そこから例えば120mm×240mmの梁材をとる時に、余った部分から板材などをうまく取れるように計画をして製材をする。これは歩止りのよい製材です。しかし梁をとることだけ考えて、無駄な端材を出してしまうのは歩止りが悪いということになります。(なんか同じこと繰り返している気がしますが)
実際の製材所ではこの歩止りをよくすることを考えながら、製材をしているところは少ないのではないかと思います。なぜなら歩止りを考えるとその分手間がかかるからです。でも本当は歩止りよく、つまり無駄なく木を使って欲しいと思っているに違いありません。理想と現実というところでしょうか。
理想で言えば、歩止りを考えて、端材から板材を製材して、それらをストックしておける状況というのが一番いいのですが、なかなか難しいのが現状です。ですので設計者、あるいは施工者が材料を発注するときに、一手間かけて、歩止りまで考えながら材料を決めなければいけないのかなとも思います。なかなか大変な作業ですが。何十年と手間をかけて育ててきた樹がもったいない製材をされて、捨てられていくのは山側としては寂しいものでしょう。何とか歩止りよく材料を使いたいものです。
話が少しそれた気もしますが、今日は「歩止り」の話でした。

Webページもご覧ください。
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