神谷建築スタジオBlog 「木の住まいづくりのあれこれ」

愛知,岐阜,三重を中心に木のすまいの設計・監理、改修をてがける設計事務所です
<< November 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | permalink | - | - | - | -

気密測定@沢渡の家

先日、「沢渡の家」の気密測定を行いました。
竣工後ずっと行いたかったのですが、いろいろと都合が合わず、ここまで伸び伸びになってしまいました。
本来なら工事中に測定することで、「隙間」を見つけることができ、対処できるのですが、うちの場合、木製建具を使うことが多いから工事中の測定はいろいろ難しいかもしれませんね。

さて、測定は資格を持っているWOOD ACの中島氏にお願いしました。

測定前には「隙間」ではない隙間・・・ややこしいですが、計画換気等で意図的にあけられた穴は目張りをして塞ぐ作業を行います。
これが結構めんどくさい。





換気扇や



吸気口



そして我が家の場合、ストーブがあるのでストーブも。煙突廻りの目張りが大変でした。

目張りが完了すると測定です。



この大砲のような機器で室内の空気を外部へ排出します。
そうなると、室内は「負圧」(外気圧に押される形)となりますから、隙間があればそこから空気が浸入してきます。その隙間の面積を測定するのが「気密測定」の目的です。





久々の測定に中島氏はマニュアルが手放せません(笑)。



空気が流入しているかは体感でもわかりますが、微妙なところは原始的なハタキで確認。ソヨソヨしたら空気が流入している証拠です。

結果、「沢渡の家」で空気が流入してくる大部分は予想通り玄関建具でした。
玄関建具は建具屋さんが製作をした在来の木製引き戸で、いわゆるサッシではありません。なので戸車部分や框の召し合せ部分にかなりの「隙間」があります。
(隙間と書くと、建具屋さんの仕事が雑なようなイメージがつくので嫌ですが、そういうマイナスイメージの「隙間」ではありません)

測定結果の「相当隙間面積(C値)」は0.79㎠/屬任靴拭

これは床面積1崚りに0.79㎠の隙間があるよということ。
「沢渡の家」は112屬任垢ら家全体で88.48㎠の隙間が存在することになります。88.48㎠なので9.5儚僂侶蠅辰討海箸砲覆蠅泙后

次にその玄関建具の隙間を目張りしてやったらどうなるか?

結果は0.39㎠/屐2帆澗里43.68㎠。6.6儚僂侶箚屬箸覆蠅泙后

この数値(C値)をどう考えるか。とても分かりにくいですよね?
ちなみにこの辺り(愛知県)の基準のC値は5.0㎠/屬箸覆辰討い泙后覆い泙靴拭)ので0.79というのはかなりいい数値ではあるんですが、C値5という基準の数値自体がザルみたいなこのなので、はっきり言って参考にはなりません(汗)。

いまやC値0.1を切るという工務店さんもいらっしゃいますので、どこを目指すべきかは正直キリがないのですが、数値が低いに越したことはない。「隙間」がないということはそれだけ漏気がないということです。なので室内環境を快適にするためにはとても大切な数値なんです。C値が低ければ低いほど外気の影響を受けにくい、室内の快適な温度が出ていかないということですから。

今回、玄関に木製建具、しかも気密がとてもとても苦手な引戸を採用した状態でC値1.0を余裕をもって切れたというのはとても大きな収穫でした。玄関建具を既製品のサッシ(ドアタイプ)にした場合どれぐらいの数値がでるのか、ストーブの煙突をもっとしっかり目張りしたらどうなるのか(煙突の目張りがとても難しいかった・・・)、など興味は湧きましたがサッシにすることはないだろうな・・・。

皆さんも是非一度気密測定してみてください。

あ、WOOD ACで気密測定機所有していますので、測定できますよ(笑)。
ご興味のある工務店のみなさん、設計事務所のみなさん、WOODACまでご一報を。

全ての物件の測定をするのが理想ではありますが、それはちょっと・・・というのでしたら、自分の設計仕様でどのくらいの数値がでるのかという「あたり」をつけられるようになるまで測定をするというのをお勧めします。どういったところから空気が流入してくるのか、実体験するだけでも大分違います。ほとんどの方は体験すらしたことがないでしょうから。



沢渡の家 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

寒波到来

寒いです。

時折雪もちらついています。

寒波がやってきているようですね。


ってことで、冬の測定第二弾。
2月の測定を本日17:00より開始します。

とりあえず、冬の測定はこれで最後なので、しっかり測定して欲しいと思います。頼んだよ、データロガー。

先回測定した箇所で、パントリーは面白みに欠けたので、今回は洗面脱衣に変更しました。

玄関の隙間風の影響を受けているはずの場所なので、どんな結果が出るでしょうか。

沢渡の家 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

「沢渡の家」冬実測結果第一弾

1月7日から16日まで「沢渡の家」の内外温湿度を6ポイント測定をしました。
昨日、やっとこさデータをまとめましたので、ちょっとご紹介。

10日間の中で、朝の外気温がもっとも低かった14日をピックアップ。



最低外気温は6:15の0.5℃
最高外気温は14:45の10.1℃

生活のパターンとして、前日の17:30頃に薪ストーブに着火。その後燃やし続け(省エネ運転で)、0:30頃最終の薪を投入後朝までかけて自然鎮火。当日17:30頃までは無暖房+ほぼ無人です。

リビング、寝室、パントリーは1階。個室南・北は2階にあり、パントリーは台所(リビング一体)と建具で仕切られています。
個室南・北は基本的には無人(子供が小さいので)で、人の出入りはほとんどありませんが、入口の建具は開けてあります。

リビングに比べ、パントリーの温度が低いのは建具が閉められているからで、寝室も思ったより室温が上がっていないのはストーブからの距離とストーブと寝室の配置(輻射熱が届かない)かなと思います。ただ寝室は南側に大きなFIXがあるので、天気が良ければ日中の室温はリビングを上回る日もあります。

起床時の室温が20℃ぐらい、(前夜の薪の投入が不足して結果)低くても18℃オーバーの状態であることは大変ありがたいです。

生活をしてみて、今後の改善点を挙げるなら、今回測定を見合わせた北側の洗面脱衣・廊下。玄関ホールの室温をもう少し上げたいところ。

玄関の建具が唯一の木製建具(非サッシ)で、ここから(むしろここだけ)冷気が吹き込んできます。その冷気が浴室の換気扇に引っ張られて「玄関-ホール-廊下-トイレ-洗面脱衣」の空間をまんべんなく冷やしてくれています(苦笑)。

温湿度計は設置してあるので、毎日数値を見てはいますが、大体12〜16℃ぐらい。決して低すぎるわけではありませんが、他の空間と比較すると低いですね。
建具の使い勝手を犠牲にしない範囲で隙間風対策をすれば、もう少し自然室温を上げることはできるだろうと思いますので、近々手直しを行いたいと思います。

あと、これは温熱とは関係ないかもしれませんが、浴室の腰壁が十和田石貼りでして、これが寒い・・・しっかり蓄冷してくれるので、これだけの性能を持っている家ですが、入浴はちょっと寒く感じます(笑)。


冬季の測定は2月にもう一回行い、一旦終了です。

半年後、今度は夏版の測定を行います(日鉄さんが測定器を貸してくださればですが)。
昨年の夏はエアコンなしで生活できましたので、今年はどうなるでしょうか?
沢渡の家 | permalink | comments(3) | trackbacks(0) | - | -

冬の実測第一弾終了

1月7日 0:00よりスタートした、冬の実測第一弾が終了しました。

実測は初めてだったので、とりあえず1週間の測定としてみました。

簡易グラフを見てみると、室内の温度変化がフラット過ぎて、面白味に欠けますが、それはそれだけ安定しているということなので、安心しました。

外部との比較をしていないので何ともですが、2月にもう一度測定してみようと思います。

沢渡の家 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

初めての

 

温湿度測定始めます。

とりあえず明日の0:00から1週間の内外温湿度変化を追っ掛けます。


Supported by 日鉄住金鋼板株式会社
沢渡の家 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

9年ぶりの大雪です

朝、子供たちの歓声で目が覚めました。













ワクワクしたのは20代まででしょうか。

雪遊びから遠ざかって久しいので、テンション上げるの大変です(笑)。


沢渡の家 | permalink | comments(3) | trackbacks(0) | - | -

祝焚付

朝晩すっかり冷え込むようになりました。
建物本体の断熱性能の恩恵を受け、無暖房でも過ごせていますが、冬本番になった時に火を入れれない!なんてことになると困りますので、昨夜shakerに火入れを行いました。





焚付はファイヤーライフ愛知南 村越さんの役目。

途中、お遊びで建物の気密チェックをしましたが、かなりの気密のようです。あっという間に煙が逆流してきました(汗)。



建物の断熱・気密性能とストーブの出力のバランスを考えながら、試行錯誤して上手な使い方を模索しようと思います。

まだまだ本格運用とはなりませんが、Jrは特等席を占有したようです。
沢渡の家 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

仮アップ:沢渡の家

イベント翌日は、朝から快晴(涙)

なので、取り急ぎ内部をパチリ。

少しですがご紹介。

 

初日にはなかったはずのキャビネットがあったりして・・・



















スノーピークのプロモ写真のようでもあり(笑)





IKEAのプロモでもあったり・・・(苦笑)



外観は日差しが強すぎて、うまく撮影できなかったので、頃合いを見計らって撮影を試みます。


撮影:神谷建築スタジオ
沢渡の家 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

行ったことないっす

「沢渡の家」ができて早4ヶ月。
それから、ほぼ毎日外で作業していますので、道を往来される方々から声を掛けていただく機会も増えてきました。

「この庭は・・・凝ってますけど、北欧をイメージされてるんですか?」
「すみません。行ったことないっす。」

的なやりとりから

「あの黒い建物(スタジオ)は飲食店か?」
「いや、私の仕事場です。」
「なんだうどん屋かと思ってたんだけど。」
といった業種限定型のやりとりなどなど。

この辺りにはない家の構えであったり、庭のしつらいであったりするのはその通りかもしれませんが、決して奇を衒っているものではありません。
日本人にもっとも馴染のあるはず、あったはずの里山の風景を町場に作り出したいと思っています。

週末、オープンイベントを行いますので、気になる方は是非おこしください(笑)。



日曜日の朝、ブラインドをあけると季節外れの朝顔が咲いていました。
Jrが種を撒いたようです。
寒くなってきたので、もうしばらくで枯れてしまうでしょうが、優しい気持ちになりました。

*********************************
「沢渡の家」・「Kstudio」内覧会



株式会社中島工務店さんによる「かしも産直市」
小笠原庭園さんによる「雑木盆栽市」
ogumaさんによる「木の小物市」
も開催いたします。
三連休ではありますが、お気軽に遊びに来ていただければと思います。

日時:2014年11月1日(土)、2日(日) 10:00〜16:00頃
会場:愛知県高浜市沢渡町内 神谷建築スタジオ
持参:スリッパ、手袋
連絡先:info@kamiyastudio.com
    0566-53-0405 (私の携帯に転送されます)

※既に生活している空間のご案内となります。内装、家具、備品等よろしくご配慮ください。
※お子様連れの方は、お子様の行動にはご配慮ください。
※敷地内での飲食はご遠慮ください。喫煙は厳禁とさせていただきます。
※事前にご予約いただけますと、優先的にご案内させていただきます。
※敷地内に数台駐車いただけますが、可能な限り最寄りのコインパーキング(終日300円)等をご利用ください。近隣の方の迷惑になりますので、路上駐車はご遠慮ください。
※駐車場の地図等ご入り用でしたらご連絡いただければ、メール、FAX等でご案内させていただきます。

皆様のご来場心よりお待ちしています。


主催:神谷建築スタジオ
共催:株式会社中島工務店
   小笠原庭園
   oguma

沢渡の家 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

部分開通

先ほど、部分開通致しました。



まだ先は長い...
沢渡の家 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -