神谷建築スタジオBlog 「木の住まいづくりのあれこれ」

愛知,岐阜,三重を中心に木のすまいの設計・監理、改修をてがける設計事務所です
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半年点検@高台の家

高台の家の半年点検に監督の丹羽さんと伺いました。







いい家だ・・・
とシミジミ(笑)

半年ですが、竣工当時とは空気が変わりました。
それは住まい手の色に染まっているということ。
寂しくもあり、うれしくもあるそんな時間でした。

いくつか手直し、追加要望もありましたので、週明けにまとめて、中島工務店さんに依頼をかけます。
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薪置き場増設

暑い・・・ 18:30過ぎでスタジオ2Fは35℃/45%です。

しんどいわ〜。

あ、東海地方が梅雨明け(したとみられる)だそうです。
( )というところが、日本らしいというか、役人さんらしいというか。
いつからこんな無責任な国になったのでしょうか?
そんなに責任取りたくないなら言わなきゃいいのに・・・


さて、昨日は7月7日。そう一年でもっとも雨の確立が高いといっても過言ではない七夕です。
そして天気はやはり雨。

その雨のなか「高台の家」の薪置き場の増設工事が行なわれました。



擁壁手摺とトラックをつかって雨を避け、作業をします。

住まい手の努力の結晶ともいうべき大量の薪が今か今かと完成を待っています。


引越しをされて2ヶ月ちょっと経ちましたが、すでに住まい手の色に染められており、私の娘ではなくなっていました(笑)。

住まい手が自分で作ったタイマー式の散水システムなど、かなり能動的にこの家での生活を送ってくれているようでうれしくなりました。

家を手に入れたとたん興味を失う人もたくさんいます。
こういうタイプは「家」というモノが欲しい(物欲)だけで、住み方・生活にこだわりがあるわけではない場合が多いです。

せっかく一生に一度(多分)の家づくりですから、モノとしての「家」を求めるのではなく、自分達の「住まい方」・「生活」を獲得するために一緒に頑張れればといつも思って仕事しています。


雨の中、chanceさん、AO木さん、ありがとうございました。


この「高台の家」が8月発売?の「和モダン4」に掲載されます。
校正も終わり、あとは刷り上りを待つのみです。
今回は6頁掲載されます。
岩為さんの写真、ogumaの家具、小笠原さんに庭ともども、手にとって見ていただけたら幸いです。

また出来上がりましたら報告させていただきます。


・・・
早くHPにアップしないとな・・・
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シャラ

先月、引渡しをした「高台の家」。

今回、スタジオからの竣工祝いは写真のシャラ。



小笠原庭園さんにバスコートに植えてもらいました。

毎回竣工祝いを何にしようかと悩むのですが、今回はやはり樹だろうと思い、樹種を小笠原さんに相談し、シャラを植えました。
シャラが植わっているのはバスコートのみ。
これみよがしです(笑)。
きれいな樹形のシャラを持ってきていただきました。
元気に育て!


おまけ:
以前から父がシャラの若樹があれば欲しいといっていたので、植栽時に剪定された若芽を何本か持ってかえりました。
うまく挿し木にすれば、根がでるだろうと思って・・・
父が求めていた若樹の樹高に育つまで何年かかかることか・・・
複数持ってかえったので、うまく根がでれば1本もらってスタジオで育てようと思います。
これはまた報告します。


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植物の力

「高台の家」では作庭をしてもらう際、様々な樹種を植えていただきました。

ヤマボウシ、ツリバナ、ソヨゴ、コナラ、シラカシ、ハイノキ・・・

基本は雑木と呼ばれる、そこいらの里山に普通にはえている樹達です。

私の好みと庭師さんの好みが一致した結果であります。

ガチガチの「庭」ではなく、気兼ねなく建築と一体となれる庭。

結構な量使われている石も、敷地近くの山で採掘されている石を庭師さんが選んでくれました。こういう心遣いがありがたい。



作庭に関しては、グランドデザインとでもいいましょうか、築山等のレベルの計画は建築の計画時からしてありますので、それらのイメージを庭師さんに伝え、あとは庭師さんにお任せ(多少のやりとりはありますが)です。

「高台の家」の外構の特徴は庭ともうひとつ、住宅地に必須と思われている「囲い」がないことです。

内部の動線と視線をコントロールすることで、外部からの距離感を確保することができます。何でもかんでも囲えばプライバシーが確保されるというわけではないんです。

それに囲わないほうが周辺環境に対してやさしいでしょ?

こういう外構の家が増えると街の景色がかわると思うんですけどね。



工事中、作庭が始まるやいなや、雰囲気がガラリと変わるのを目の当たりにして、

「やっぱ樹にはかなわんな〜・・・」

と何度痛感させられたことか。

設計者は環境(自然)に対して謙虚でなければいけません。

自然物の力は何より偉大なのです。
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心の弱さ

先日、「高台の家」の引渡しをさせていただきました。



引渡し前は、家具の搬入、エアコンの移設や岩為さんに撮影をしていただいたりして1週間の半分以上はずっと現場につきっきりでした。



毎度のことですが、1年以上の時間をかけて、職人さん達とともに創り上げてきた愛娘です。引渡しは安心するとともに、とても切なくなります。


この心の震え?はずっと続くのでしょうね。
それだけいいものができたという証なのでしょうか?


依頼をいただく前までは、依頼してもらえるかと不安になり、

依頼をしてもらえれば、いい案が出てくるかと不安で眠れず、

案ができれば気に入ってもらえるかとこれまた不安になり、
(自信があっても)

着工すれば、無事竣工するかと不安になり、

竣工すれば、寂しくなります。


こんな感じでいつも心のどこかで不安や寂しさを抱えながら仕事をしています。

もちろん不安・寂しさだけでなく、やる気(意欲)・希望といった能動的な気持ちも同時に持ち合わせてはいるのですが、基本どちらかというとポジティブな人間ではない(誤解を招きそうで怖いですが)ので、こういったどちらかというとマイナスと受け取られるような気持ちが大きくなることがしばしばあります。

だからこそ、しっかりと図面を描き、打合せを行い、慎重に慎重に物事を進めているわけですが、建築は私一人で創り上げるものではないので、私一人の努力でどうこうなるほど単純なものではありません。

だけれども、もっと気持ちを強く持って取り組まねばと思うのですが、引渡し直後のこの気持ちばっかりは仕方がないですね。


引渡しはしたけれど、まだ残工事が残っていますので、気を引き締めなおして取り組まなければいけません。残工事が終わっても、完成するわけではありませんしね。
住宅はずっと未完成です。
生活が始まり、変化し、成長し、醸成されていきます。
そこで人が生活を続ける以上、ずっと未完成です。
「木の住まい」はそれが顕著かと思います。
新建材の家より手はかかりますが、醸成の濃度は格段に違います(そう信じています)。

私たちは決して完成することのないものを創り続けていくのでしょうね。

ロマンチックではありますが、とても過酷でもあります。


やはり気持ちを強く持たないとやってられないですね(笑)



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ちょっとした風景

 名前改め「高台の家」のエッセンス。







ちょっとしたことが、建物の品位を上げてくれます。
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追い込み

さて、現場は大変な追い込みです。

先週末、無事完了検査に合格し(今までで一番すんなりとした検査でした)、作庭も始まり、家具の製作も始まりました。

そうそう、薪ストーブも入りました。
製作はいつもお世話になっている山林舎です。



今日は天気もよく、植えられたばかりの緑がまぶしいです。


今週と来週で工事は終了です。
竣工写真の撮影日時も決まりました。

心配なのは震災の影響でレンジフードがまだはいっていないこと。
このままいくと、代替機を設置しての引渡しとなりそうです。

なんとかギリギリまで粘りたいですが。
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雀のお宿

昨日、無事完了検査合格しました。

検査員の方からは、
「大変だね・・・。倒産する業者も絶対でてくるだろうね。頑張ってね。」
と言われました。

今、建築業界は大変な状態です。
でも被災者の方々はもっと、もっと大変なんだから、頑張らなくてはいけません。
経済を止めるわけにはいかないのです。
(分かってんのかな?あの人は?)


さて、ちょっと安らぐ話題を。
現場のお隣の垣根は雀のお宿のようです。
天気がいい日などは「チュン×2」と元気よくさえずっています。





近づくと、垣根の中からたくさんの雀が飛び出てきます(笑)


植物つながりで。

昨日より、本格的に作庭が始まりました。



作庭は碧南市の小笠原造園さんです。

住まい手こだわりのキンモクセイをはじめとして、雑木の庭を整えてもらいます。
やはり樹が入らないとはじまりませんね。楽しみです。




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本日の現場@高台

現場は追い込みです。

来週に完了検査を受けるということを監理者権限(笑)で決定したので、必死です。



待ちに待った階段がつきました。
踏板は杉板t-40で広葉樹のノンスリップがつきます。赤い樹種をリクエストしておいたのでアクセントになるのではと思います。
ササラ壁は特注の杉パネルt-60(白鳥林工)。余計な部材がなく納まっているので、すっきりしています。



こちらは作業室という名の趣味の部屋。
こちらも特注のクリパネルt-30のカウンターを取り付けていました。

スタジオ設計の家は基本的に杉・桧を中心とした針葉樹一杯の家です。
こういった家具などに広葉樹が入ることで、グッとシマリマス。



浴室の造作も佳境です。
腰上は標準仕様といってもいい桧板張り。
腰下のタイルは今回、サーモタイルを採用しました。浴室の床材も同材です。
つながっている洗面室の床はコルクタイル。


さて、来週の完了検査に間に合うか・・・
(間に合ってくれないと困りますが)
明日、申請を出してきます。

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今日の現場@高台

 

1間+4間+1間の大開口!
それに深い軒の安心感。

頑張りました!
(TE-DOK(構造)が頑張ってくれたのか・・・)

内部左官も始まり、週末にはキッチンも設置されます。

現場もいよいよ大詰め。

バタバタですが、少しずつ寂しくなってきました(笑)。
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