モヤモヤした気分を吹き飛ばすべく、先日スタジオのプチ改修に着手しました。
このところ資料や模型が増えてきたので、物をおけるカウンターが欲しいと思っていたのと、うちのJrがスタジオに遊びに来たときに、吹抜からいつ落ちるかとソワソワしていたので、吹抜を一部つぶして、カウンターを設置しました。
改修前はこんな感じ。WACで実験した際にでた「ひかりかべ」の廃材を利用してキャットウォークを設置していましたが、幅が狭く、ちょびっと危険です。
よって増床します!
材料はいつもお世話になっている
白鳥林工さんの長良杉パネルと、過去の物件の現場で出た端材。こういう時のために現場で端材を集めてスタジオ倉庫にストックしていたのです。これ以上ない資源の有効活用!木も喜んでくれることでしょう!!
根太も自分で丸鋸で作りました。25×30です。
このためにフロアネイルとポンチを購入して・・・
(お店でポンチを手にとった時に、俺はどこへ向かっているんだろう?俺は設計者なのに・・・と自問自答したことは言うまでもありません)
で2日間かけて出来たのがこちら
床は東濃桧と吉野桧を使用しました。
実部分の加工寸法が微妙に違うので焦りましたが、何とか納めることができました。
写真ではそれなりにきれいに見えますが、端部の納まりは汚いです・・・やはり手鋸には限界がありますね・・・(道具を揃えねば)
こういう作業をすると、毎回職人さんのすごさを実感します。
そういう意味でも自分で作業することには意味があります。
ま、楽しいから自分でやるんですけど(お金をケチっているとい意味もありますが)。
作業しているときは恐ろしいくらい汗をかきました(合羽を着て作業したというのもありますが)。久々ですね。シャツの吸収力のキャパを超える汗をかいたのは。気持ちがいいです。
(なのにこのところ体重が増えています・・・)
こういった作業をやり始めると、次はあれ、その次は・・・と次々作りたくなります。
しかも誰にも文句を言われない、自分の責任で実験できるんです。こんな楽しいことはありません。
次は何をつくろっか・・・
実家の建具を頼まれているので、まずはそれですね。
いい気分転換になりました。
やはりリフレッシュも検討も体(手)を動かすのが一番です。