神谷建築スタジオBlog 「木の住まいづくりのあれこれ」

愛知,岐阜,三重を中心に木のすまいの設計・監理、改修をてがける設計事務所です
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後輩の仕事

今日は変則ですが美濃勤務。

アカデミーのオープンラボで打合せのついでに昨年度の自力建設を見てきました。

アカデミーとはちょっと距離ができているので、この建物は始めて見ます。



















きれいな建物でした。
この季節が一番美しく見えますね。
アプローチの階段をもう少しなんとかして欲しい気もしますが。


アカデミーではこのように自分達で考えたものを、自分達で建てるというとても貴重な体験ができます。

近年は学生が集まらないようです。ということは倍率も低いですから、興味のある方は受験を検討してみてはいかがでしょうか。

母校に活気がなくなるのは寂しいので、是非ご検討を。

ただし、学生生活が有意義なものかどうかはその人次第ですのであしからず(笑)。
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節目

先程アカデミー10期生の卒業祝賀会から無事帰還しました。

今年の卒業生で10期目です。アカデミーにとって大きな節目かと思います。
偉そうなことをいいますが(卒業生なので、その辺りは大目に見てください)、ここ5,6年のアカデミーの様子・姿勢とでもいいましょうか、にはとてもフラストレーションを感じていました。10期生を送るにあたり、是非アカデミーには開学当初の理念を再認識して、奮起していただきたいと思います。

このままでは存在意義がなくなってしまう・・・

そんな危惧すら感じています。
大きなお世話だといわれればその通りかもしれませんが。
県立という極めて身動きのとりづらい組織で、県の財政事情等難しいところもあるかもしれません。でも今までの「学校」という既成化された組織をブレイクスルーする「新しい学校」として開学したはずですので。

期待しています。

卒業生の皆さん、おめでとうございました。
アカデミーでできた「絆」を絶やすことなく、今後の人生を歩んでください。
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もう二歩・・・

今日はアカデミーで講義があったので、美濃に来ています。

エンジニア科2年生の講義5コマを担当していたのですが、前回の講義から早1.5ヶ月。先回課題を出しておいたので、作業時間は豊富にあったはず。

全員さぁこれから手を加えるぞ!というレベルで終わっています。
時間は豊富にあったはずなのにね〜。

まぁ、私の課題も前に作成した模型に比べれば格段の進歩だとは思いますが。

採点をしなければならないので、もう一度じっくり見て、採点をしたいと思います。
学生の一人から
「楽しかった。」
といってもらえたのはちょっとよかったかな。

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久々の実習

改修物件においては、既存建物の木材の劣化・腐朽の状態を見極めることはとても重要です。

でもこれがとても難しい…。
いくら見た目上壁を増やしても、その壁が取り付く構造材が健全でないと意味がありません。築年数が新しいものならある程度類推できますが、古材となると…(見た目も変わっていますからね)。

今回の森林文化アカデミー短期技術研修は、この木材の劣化状況をつかむ上で、とても有効な方法を実習しました。



FAKOPPというハンガリー製の機器を使用したのですが、仕組みとしては木材の内部を伝播する応力波を測定してそれをヤング率に変換するというもの。(測定できるのは応力波の速度。変換は計算です。)

講師は名古屋大学大学院の山崎准教授。

試験に使用している材は「みさきのちゃや」のデッキ材です。
築6年(竣工2003年)、風雪に曝され、メンテもしてもらえず、悲惨な状態になってしまいました。
この材をFAKOPPとピロディンで測定しました。

ん〜、なかなか興味深い内容でした。
実務ですぐ使いこなすのはちょっと工夫+経験が必要なのかなと思いましたが、それでもこの方法が進化して、既存建物の診断がある程度正確にできるようになれば、それはとても有意義なことです。



三澤さんも一生懸命受講していました。


久々の受講でしたが、楽しかったです。
やはり実務につながるというのがいいですね。
古材の強度試験の結果などはとても興味深いものでした。


明日はまたアカデミーで自力建設の審査員です。
今夜帰って、また明日来ます。
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2連ちゃん

明日、明後日と2日連続で美濃です。

明日は短期技術研修「木造建築研修 ―擦泙い硫修技術スキルアップ」を受講。9:30〜17:00までの長丁場です。

明後日は、「2009年度 自力建設プロジェクト」の審査員です。
課題が何かも知らされていないので、当日の学生のプレゼンが私の投票の行方を決めます。
私が2002年度(2期生)なので、もう9年目ですか。


今、「石塚の家」の軸組み模型を作っているのですが、2日間留守にするので、工事再開は金曜日です。現在基礎完成、部材切出し(刻み)の状態です。あと少しで部材がそろうので、そろったら建て方です。
金曜に上棟できるかな?って感じですかね。

久々に桧を切ったので、腕が痛いです・・・
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今日は岐阜です…

アカデミーでの講義のため、岐阜に来ています。
エンジニア科の学生に第一課題を出し、講義は午前中で終了。午後からは「ヒダセノイエ」の役所調査を行いました。調査結果をもとに夜は住まい手と打合せです。

明日は八期生の自力建設の講評会。今年は敷地も各自が設定するようなので、いろんな案がでてきそうで楽しみです。

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5年後のちゃや…

先日、アカデミーの開学記念式典やらWACゼミやらで美濃へ行った際に、久しぶりに「みさきのちゃや」を見て来ました。久しぶりにと言っても、いつも遠めには見ているのですが、斜面を降りてデッキに上がるのは久しぶりです。

竣工時から比べると、周囲の樹々の枝ぶりも立派になり、すっかり樹々に覆い隠され、軸組み材などが焼けてきたこともあり、目立つことなく斜面に佇んでいました。いい感じです。



上の写真は竣工写真。デッキから南側を見たものです。



そしてこれが5年後の今。







竣工時には山肌が見えていた(工事中に掘り起こしたりしたので)のに、



今ではすっかり緑に覆われています。
うれしいですね。



工事中に伐採せざるをえなかった樹々たちも、その切り株から萌芽再生し、もう私の背丈を越える高さにまで生長しています。
お陰で落葉はひどいですが、それは愛嬌ですね。学生にしっかりと維持・管理をしてもらわないといけません。

デッキの一部が傷んできているので、そろそろ大規模なメンテナンス必要です。在学生のみなさん。お手入れお願いしますね。


「みさきのちゃや」は住宅ではありませんが、私はこういった樹々に包まれる住宅を設計したいと思っています。もちろん敷地条件などで難しい場合もありますが、樹々に包まれているとなんともいえない安心感を得られます。ですからなんとしてでも樹を植えたい。たとえ1本でもいいから植えたいを思います。
彼等は私たちに大切な、季節の移り変わりや、生命力、そして健気さを教えてくれます。しかも押し付けがましくなく、そっと気づかせてくれます。


次回は紅葉の時期に、デッキか屋根に寝そべって、紅葉した葉っぱ越しに空を眺めたいですね。

楽しみです。
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退官講演…


今日は美濃へ来ています。

森林文化アカデミーの卒業式の後、熊崎学長の退官講演があるというので高速飛ばしてきたわけです。

学長(熊さん)は筑波大学の名誉教授で、その道ではビックネームなのですが、私の印象はとても気さくで、笑顔の素敵なおじいちゃん(失礼!)。テニスウェアで学内を歩いている姿をよく見掛けました。話しかけると気さくに応じてくれ、英語まじりで会話をしていました。(I see.I seeとよく言っていましたね)

アカデミーにいるときはあまり実感しませんでしたが、すごい人と話ができる環境にいたんだな〜と最近思います。
熊さんは講演の中で「自分はいつまでも現役だ」と言っていましたが、その言葉の通り、いつまでも元気で日本の林業のために発言をしていっていただきたいと思います。

あ、熊さんの座右の銘は

「狂狷(キョウケン)」と「中庸」

だそうです。狂犬じゃないですよ。


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お化粧・・・

昨日の昼休み、1/31に書き込みをした木の器に塗装をしました。

塗料は荏油。いわゆるオイルフィニッシュという仕上げです。ウエスにしみこませてゴシゴシと伸ばします。そのあときれいなウエスで拭きあげて(しつこいぐらいしごいて)完了。時間にして30分程度でした。


 塗装前

 塗装後

塗装前は白地の器でしたが、塗装後はホンノリ飴色になりました。
昨日から乾燥させているのですが、スタジオ内はゴマの香りで一杯です。



ボウルは元々きれいな杢模様があったのですが、塗装によりそれがきれいに浮かび上がりました。ムフフ・・・
木地自体に多少の汚れ(カビ?)や節がありますがそれもよしとしましょう。なにせ製作サンプルを無償でいただいてきたものですから贅沢はいえません。自然素材ですからね。世界にひとつだけの模様だと考えましょう。



プレートは陰影がでてきましたかね。窪みがよく見えるようになりました。


これで飾るだけでなく、実用に使えます。
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が、学長!

昨日新聞のテレビ欄をみていると、ニュース欄に興味深い内容が。

報道ステーションでペレットストーブについての特集をやるらしい。これは見なければと思い、自宅で見ていると、突如見覚えのある顔が。

「学長!」

森林文化アカデミーの熊崎学長が登場。
肩書きは筑波の名誉教授になっていましたが、間違いなく学長です。

そうでした、学長は木質バイオマス研究の第一人者でした。


特集の内容は特筆すべき内容ではなかったですが、登場した人々の活動には刺激をうけました。

スタジオではペレットストーブを採用したことはありませんが、同じ木質バイオマスである薪を燃やす「薪ストーブ」を住まい手にはお勧めしています。薪を燃やすだけですから、ペレットストーブより原始的かもしれませんが、生の火を見ながら生活できる豊かさは特別です。

岐阜県でペレットの製造も始まりましたし、国産のペレットストーブも発売されました。そろそろペレットストーブも検討してみようかなという気になりました。あとはデザインがね・・・
オリジナルで作成できるならいいのですが。
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